がん診療について

緩和ケアとは

緩和ケアとは、病気に伴う心と体の痛みを和らげることを指します。多職種からなる緩和ケアチームが、がん患者さまをはじめとする入院患者さまやご家族の様々な苦痛の緩和に努めています。

緩和ケア病棟

当院の緩和ケア病棟は「がん患者さまのつらさをやわらげ “自分らしく生きる”を支える」を実現するため、患者さま・ご家族と3つのことを約束します。

  • 体やこころのつらさが早期にやわらぐよう多職種からなる専門チームで対応します。
  • 患者さま、ご家族のご意向に沿いながら心のこもったケアを提供します。
  • 地域の中で、その人らしく生きることを支援します。

緩和ケアセンターは全室個室、南向きで日当たりの良いお部屋です。テレビ、冷蔵庫、トイレなどはお部屋にも備わっています。また、ご家族で談笑していただくデイルームにはIHを完備、家族控室は和室・洋室の2室をご用意しております。お部屋やデイルームからはウッドテラスに出ることができ、日光浴をしていただくことも可能です。

緩和ケア内科・緩和ケア外科

遺伝子カウンセリング

遺伝が関わる問題に対して、ご本人やご家族に科学的根拠に基づく情報を提供し、対応を一緒に考え、ご本人やご家族が自らの力で最適な選択ができるように心理社会的にサポートするのが遺伝カウンセリングです。
遺伝カウンセリングの内容や検査結果、ご本人やご家族の意向など、プライバシーは厳重に守られますのでご安心ください。当院における患者さまの個人情報保護方針はこちらをご覧ください。
当院では2019年にゲノム医療科を開設し、遺伝に関わる様々な問題に対して専門家によるサポート体制を整えています。遺伝の専門家が丁寧にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

ゲノム医療科

妊孕性温存

妊孕性(にんようせい)とは、妊娠するために必要な臓器の機能のことで、女性では子宮や卵巣、排卵や月経、男性では精巣や射精・勃起の機能が該当します。手術や抗がん剤(化学療法)、放射線治療などのがん治療によって、妊孕性がダメージを受ける場合があり、妊孕性温存療法とは、「がん治療を最優先にすることを大前提として、がん患者さまがお子さんを持つことを応援する医療」といえます。当院は西三河地区で唯一、日本産婦人科学会が認定する「妊孕性温存療法実施医療機関」であり、生殖医療・産婦人科(ジョイファミリー)において対応しています。

対応可能な治療

  • 精子凍結
  • 卵子凍結
  • 胚(受精卵)凍結
  • 温存後生殖補助医療

お問い合わせ先

生殖医療・産婦人科(ジョイファミリー)

電話番号 0565-28-0100
受付時間 外来診療日 
9時00分~17時00分

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