口腔・顎・顔面領域の病気に対して、大学病院と同レベルの高度な専門的医療を提供します。
歯科口腔外科は、地域医療機関からの紹介患者さまを中心に、口腔のみならず、顎や顔面のさまざまな病気に対して幅広く治療を行っています。具体的には親知らずの抜歯手術、嚢胞、顎顔面領域の炎症、顎関節症、顎顔面の骨折、良性腫瘍、顎変形症（矯正歯科と連携した外科的な治療を最新の医療機器を用いて行っています）、口唇口蓋裂（形成外科、新生児科、小児科、耳鼻いんこう科、産婦人科と連携してチームで治療を行っています）、口腔がん（手術療法、放射線療法、化学療法を中心に患者さまの社会生活に基づいた最良の医療を提供しています）、口腔乾燥症、口腔粘膜疾患（白板症、扁平苔癬）、顔面の神経痛、唾液腺疾患に対して診察・治療を行っています。当院は日本口腔外科学会認定研修施設であり、指導医や専門医による高度な口腔外科医療を提供しています。
また、口腔内の環境は、全身に影響を及ぼすことが分かってきました。そこで地域歯科医院と連携して、当院で全身のさまざまながんの治療（手術、放射線治療、化学療法など）を受ける患者さまの口腔管理を行うことで、副作用や合併症の軽減に貢献しています。
