管理栄養士

個人栄養指導

生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の食事療法をはじめ、がん患者さまの栄養サポートや栄養状態を改善するための支援を行っています。小児の患者さまに対しては離乳食や食物アレルギーの食事相談を受けています。患者さま個人の食生活や嗜好、食事への思いなども伺いながら長期的に実践可能な方法を提案させていただいています。

集団栄養食事指導

糖尿病患者さまを対象に多職種で構成された糖尿病チームが集団指導を行っています。管理栄養士は糖尿病食事療法の基礎知識をお伝えするために、フードモデルを用いて視覚的にもわかりやすい説明を行っています。様々な年齢層の患者さまが参加しますので、毎回対象者に合わせた内容でお話ししています。

入院中の栄養管理

入院患者さまに対して、入院時に栄養状態をみています。患者さま個々に合わせた栄養管理計画を立案して食べやすい食事形態、量など調整させていただいています。また、食事が食べられない患者さまに対しては経管栄養や輸液などについても主治医と相談して、疾病からの回復をサポートしています。

集中治療の栄養管理

集中治療室に入院される患者さまは刻一刻と状態が変化していきます。管理栄養士は状態に合わせた栄養補給ルートや栄養量の提案を医師、看護師、リハビリなど多職種と協議しています。特に食事や栄養剤などの栄養補給については管理栄養士の知識と経験を活かして患者さまに貢献しています。

周術期の栄養管理

消化器外科病棟においては、術前・術後の栄養状態の確認を行い、退院後の食事内容について患者さま・家族に栄養指導を行っています。頻繁に患者さまと面談して、状態に合わせた栄養投与ルートや病院食の変更を医師・看護師とタイムリーに相談しています。

緩和ケア病棟の栄養管理

緩和ケア病棟は14床を有しています。担当の管理栄養士が患者さまの食事摂取量を確認しています。患者さまと面談して病院食の中から希望される料理を提供し、安心して入院生活を過ごせるよう努めています。

化学療法室の栄養管理

化学療法室のカンファレンスに参加して、医師、看護師、薬剤師などと連携し必要な患者さまに栄養指導を行っています。化学療法中の患者さまは食欲不振や口内炎、味覚障害などの様々な有害事象が発生しますので、低栄養状態になっていないかを判断するための栄養評価や食べやすい食事の工夫を説明しています。

NST(栄養サポートチーム)

NSTは医師、看護師、薬剤師、管理栄養士など多職種で患者さまの栄養状態をサポートするチームです。特に低栄養状態の患者さまに対して、各専門職から多角的な視点で栄養状態改善に向けた提案を行っています。

給食管理

病院食は入院中の患者さまの栄養状態維持や治療促進の他、退院後の食習慣見直しの参考にしていただけるように栄養バランスや味付けなどに配慮した食事を提供しています。食事は栄養補給だけではなく、楽しみの一つです。治療中でも食べたいと思う献立を作成して「おいしい」病院食を提供できるよう努めています。

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