患者支援センター

救急外来（ER）では、急な傷病により救急搬送される患者さまが数多くいらっしゃいます。そのような患者さまの背景は様々です。時には患者さまの生活背景の中で課題になっていること等が、その先の療養や、治療の継続を阻害する要因にもなってしまいます。救急搬送される、またはご自身で来院される患者さまやそのご家族が安心して治療、療養ができるよう、ソーシャルワーク支援を行います。また、豊田市消防署の救急隊と医療ソーシャルワーカーが直接連携する事業（EM-PASS）を行っております。

外来診療時に、傷病により申請が必要となった福祉制度の申請相談や、高額になる医療費の支払いに関する制度利用相談、療養に関する不安や困りごとの相談、出産前の出産後の不安や悩みに関する相談、介護疲れや介護力不足などのためのサービス利用相談など随時行っています。予約は不要です。ご相談を希望の方は、外来スタッフまでお声掛けください。

傷病に伴い入院された患者さまやそのご家族には、それぞれに様々な生活背景があり、治療中の不安や悩みが尽きません。そのため、療養中のご家庭に関する不安や必要なサポートの検討、退院後の生活に向けた介護用品やサービス準備、療養継続のために必要な施設や病院への転院に関する相談・支援を行っています。相談をご希望される場合は、病棟スタッフまでお声掛けいただくか、病院2階「患者支援センター」までお越しください。

2023年4月に愛知県より「認知症疾患医療センター」の指定を受けております。地域にお住いの患者さまやご家族などからの認知症に関するご相談やサービス利用に関するお問い合わせなど様々に受け付けております。また、患者さまやご家族のサポートが円滑にできるよう、院内だけではなく、地域関係機関との情報共有や連携にも力を入れています。

みつわ会は1991年から活動している病院ボランティアです。玄関前活動、ソーイング、園芸など様々な活動があり、ボランティアを希望される方の活動コーディネートをしています。