臨床工学技士

院内全ての医療機器を「医療機器管理システム（ME-Tomass）」にて管理し、CEセンターに情報を集約することで業務の効率化、ペーパーレス化を推進しています。（修理依頼のオンライン化、携帯情報端末への点検記録入力など）

患者さまに高度な医療を提供するためには、最新機器の導入は欠かせません。その都度、科内で新規機器の勉強会を開催し、スキルアップに努めています。院内スタッフが安全で安心して操作できるように様々な勉強会を企画しています。

「人工透析室」は新病院から「血液浄化センター」へ名称を変更しました。透析療法のほか、オンラインHDF、腹水濾過濃縮再静注法、血漿交換療法、血球成分除去療法、吸着式血液浄化法、吸着式潰瘍治療法などを行っています。医師、看護師を交えた患者カンファランスや、勉強会を毎週開催しています。医師とのタスクシフト・シェアーにおいて血管超音波診断装置を用いたシャント作製箇所の検査・血液透析導入前・月1回のシャント診断の管理を行い、シャントトラブルの早期発見や、シャントトラブルにおいての経皮的シャント拡張術（VAIVT）の医師補助の介入し、安全かつ良質な医療の提供ができるように日々、努めています。また、日々の業務においてOJT体制を取ることで不安な点を残さずスキルの向上・効率化を図ることで臨床力の強化・人材育成を担っています。

ベッド数：15床（緊急対応用に通常は14床で運用）
月・水・金曜日　定期透析（２クール）、緊急透析、アフェレーシス
火・木・土曜日　緊急透析、アフェレーシス
透析装置：2023年に最新機種へ更新（全台オンラインHDF対応）

内視鏡スコープ、光源装置など内視鏡関連装置の点検を通じ、安全で良質な内視鏡検査の提供を目指します。また、医師、看護師と連携しながら質の高い医療を提供できるよう努めています。

集中治療室に業務時間内専従し、人工呼吸器の設定変更や点検、NPPV対応の際はマスクフィッティング等も実施しています。血液浄化療法では、浄化方法や使用材料の提案・穿刺・治療中の監視を行っています。毎日の多職種カンファレンスに同席して患者さまの情報共有や治療方法の提案をしています。